2017年9月12日火曜日

日空衛 第22回全国事務局代表者会議へ出席

平成29年9月7日(木)標記の会議があり、専務理事が出席いたしました。
なお、会議終了後も含めてご報告します。

会議は、品川プリンスホテルで、例年の通りに開催されました。
なお、会議には、珍しく国交省の労働資材対策室長が出席し、「建設キャリアアップシステム」についての説明がなされました。

会議後は、懇親会が同ホテルであり、中国5県の担当者が、来月松江で開催される全国会議について確認し合いました。

 その後は、専務理事の私的な旅日記です。

 懇親会修了間際にホテルを抜け、横浜近くの東神奈川のホテルに向かい、旧知のプロ尺八演奏家のリサイタルを聴きに行きました。(生演奏を聴く機会は久しぶりでした。もちろん帰りには先生に挨拶をして帰りました。)

田嶋直士(直簫流尺八宗家)

1942 、大阪府堺市生まれ。日本を代表する国際的尺八演奏家。2代目酒井竹保 (1933-1992)及び世界的に有名な琴古流 横山勝也 (1934-2010)に師事。

今回のリサイタルでは古典本曲も1曲ありますが、他は、ビオラとの現代曲です。なかなか意欲的でエネルギッシュで、この年齢にしてははるかに若々しいです。

※現在、子息もプロ尺八演奏家として活躍しています。

 翌8日(金)には、「浜離宮恩賜庭園」に向かいました。汐留駅から歩いて数分の場所にあります。
潮入の池と中島が見える
お花畑には秋のコスモスが良く咲いている。
 
もとは、甲府藩の下屋敷の庭園であったが、将軍家の別邸浜御殿や、宮内省管理の離宮を経て、東京都に下賜され都立公園として開園。東京湾から海水を取り入れ、潮の干満で景色の変化を楽しむ潮入りの回遊式築山泉水庭となっており、園内には鴨場、潮入の池、茶屋、お花畑や牡丹園などがある。
中島に渡るお伝い橋
中島に架かるもう一つの橋では、結婚写真の前撮りが行われています。

    この日の園内は、人影もまばらで、どちらかと言えば欧米系の外国人の方が日本人よりも多い状況でした。静かな園内には、ツクツクボウシの大合唱がせわしく聞こえていました。
中島のお茶屋では、抹茶の接待もあります。
徳川将軍専用の船着き場です。

    浜離宮の庶民の船着き場から、「水上バス」に乗り込み、浅草まで隅田川を上ることにしました。
 乗り込んだ時は、乗客は二人程度でしたが、日の出桟橋に廻ると、ここで「はとバス」御一行様がどっと乗船してきました。

水上バス、浅草まで@740円
奥の船が「小笠原丸」
川から見る築地市場
勝鬨橋
     途中、永代橋や芭蕉庵跡、浜町河岸を通り過ぎる。芭蕉は貞享3年(1686年)春、江戸蕉門の門弟多数を芭蕉庵に集めて、蛙を主題とする会を催し、「古池や 蛙飛こむ 水のおと」を詠んだところでもあるそうです。
両国橋(橋の向こう側に神田川が見える)
浅草の吾妻橋の船着き場(終点)
浅草で下船、その足で地下鉄銀座線で上野に廻りました。


    東京美術館では、現在「ボストン美術館の至宝展」が開催中でした。
  今回は、古代エジプトから中国、日本、そして西洋絵画、アメリカ絵画、近現代作品と並べてあり、収集家(寄贈家)の紹介などもあり、ボストン美術館の生い立ちがわかるものでした。
 西洋美術では、モネやミレー、ゴッホなど、また、日本美術では、歌麿の浮世絵や英一蝶・曽我蕭白、蕪村の屏風絵等など、さらに近現代では、村上隆のポップアートなどもありました。

 
 
     この日は、都美隣の東京芸術大学の学園祭があり、上野公園の竹の台広場(噴水前広場)では、一年生が主体の神輿パレードが始まっていました。趣向を凝らした神輿(山車)が10騎並び、パフォーマンスを繰り広げていました。

 この後、上野不忍口の「上の精養軒・3153(さいごさん)店」で軽い昼を食べ、羽田に向かい帰山しました。

2017年9月6日水曜日

竜王山と焼野海岸


過日、専務は、山陽小野田市の南部、瀬戸内海が一望できる、山と海を回ってきました。

 まずは、大浜刈谷にある標高136mの「竜王山」。

 頂上からは360度の眺めを望むことができ、特に夕方の瀬戸内海に沈む夕日と夜の山陽小野田市・宇部市の工業地帯による夜景が特徴といわれるが、登ったのは、ある土曜日の午前中でした。それでも快晴のこの日は、展望が開け下界が良く見えました。

 もちろん、春は「桜」の名所でもあります。
きららビーチ焼野が望める
 
山陽小野田市の工業地帯も望める
 

桜の季節ならこんな感じに

途中の駐車場には野良猫が日向ぼっこ
 

 

アサギマダラ
竜王山は、「アサギマダラ」の飛来地の一つ。アサギマダラの大好物は、サワヒヨドリの花の蜜。現在地域ぐるみでこのサワヒヨドリを竜王山に植える「アサギマダラおいでませ作戦」が実施されているとか。10月上旬から中旬過ぎ頃までこの舞を見ることができるそうです。 長距離を旅するこの蝶は、竜王山で疲れを癒やして、次の目的地へと旅立つ。



また、途中でハイキングの高齢者とたくさん出会うなど、市民にも親しまれている場所だというのがよくわかりました。

 

 龍王山を下り、次は頂上から見えた「焼野海岸」に回りました。


きらら焼野ビーチ

きらら交流館
きららビーチ焼野は日本の夕陽百選にも選ばれるほどの夕陽の名所。ビーチでは、海水浴やボードセーリングなどのマリンスポーツが楽しめる。
 海辺にある「きらら交流館」は、焼野海岸と竜王山公園の一体整備(CCZ整備計画)の中の施設。研修室や宿泊室、トロン温泉、レストランなどが完備されており、宿泊研修や野外活動等を通じての学習やふれあい、交流の場となっている。また、トロン温泉はお風呂だけでもご利用ができる。(大人510円)
 
 

「きららガラス未来館」は、市の生涯学習施設。現代ガラスの作品がたくさん展示してあり、入場は無料。
 また、吹きガラス体験など、様々な体験が楽しめるイベントの開催や、初心者を対象とした吹きガラス講座を開いている。



西川 慎
 



 



 西川 慎さんは、本年度、山口県の芸術文化振興奨励賞を受賞されている。

 現代ガラスアートの全国的な賞を多数受賞し、サントリー美術館や中国の著名なホテルなどの建築物に作品が採用されるなど世界的にも活躍している。また、山陽小野田市に工房を設け、現代ガラス展の運営や子どもたちのワークショップなど地元でのガラス工芸の振興にも尽力している。

 この日も、講座生に直接指導をしていた姿を拝見しました。
 


2017年9月5日火曜日

山口現代邦楽集団 第6回 演奏会「和楽器で月を愛でる」~中也の詩を添えて~(中原中也:生誕110周年記念)

日時:2017(平成29年)8月20日(日)13:30~
場所:ニューメディアプラザ 山口 多目的シアター


津田専務の趣味の一つ「尺八」の演奏会が無事終了しました。
 
 20112月、山口市在住者を中心に、尺八、琴、三絃、琵琶、日本の打楽器など、日本の伝統楽器を使って、現代曲を始め、童謡、民謡、アニメソングから世界の曲まで、幅広い音楽を演奏する集団『山口現代邦楽集団』が発足しました。その第6回目の演奏会を昨年に続き開催です。

今回は、日本の伝統楽器を使って、「月」をテーマにした現代邦楽作品 7曲を集めてみました。様々な「月」の形や「月」への思いなどを邦楽器によるハーモニーを通して、音楽による楽しさを存分に味わっていただける企画としています。

さらに、今回は、今年生誕110周年にあたる詩人「中原中也」の詩の中から、「月」を題材にしたものや「月」の言葉が出てくる詩を選んで、中原中也記念館館長の中原豊さんに朗読してもらうことで、より一層「月」への情感を深めてもらうこととしています。







今回は、尺八メンバーの一人が体調を崩し、急きょ津田がピンチヒッターとなりました。

当初は最後の2曲のみでしたので、司会役を買って出たところが、何の何の出ずっぱりと相成りました。(着替えも忙しい。)

 

愁月賦(坂田誠山):ピンチヒッター
雪月花によせて(吉崎勝彦):ピンチヒッター
月しるべⅡ(江戸信吾)
合奏曲新月(菊重精峰)
アンコール曲 月の光(ドビュッシー)
案内役も

・「月の光」の邦楽器バージョン(ギターを含めて)は津田がアレンジ