2017年8月31日木曜日

2017 北海道 夏の旅 日記(美唄、旭川、美瑛、富良野、トマム、函館)№1


 津田専務家族は、夏の休暇を少し戴き、昨年北海道豪雨のため計画倒れとなった旅行を今年はリベンジとして実行しました。

 新千歳空港からレンタカーにて旭川、美瑛、富良野を回るルートで出発です。
 



 
 


 その途中、美唄市茶志内にある「美唄局」に立ち寄りました。ここは、専務の前職場である「自治体衛星通信機構」山口管制局のサブ局となっています。4年の在職中には行けませんでしたので、この機会に立ち寄りました。

自治体衛生通信機構(LASCOM)美唄通信局

自治体衛星通信機構は、全国の地方公共団体・防災関係機関等が、平成2年に設立、翌312月から運用が開始された。以来、地域衛星通信ネットワークは、各種通信、災害現場の映像情報の伝達等のサービス提供のみならず、近年は、全国瞬時警報システム(J-ALERT)の伝送路としての役割(先日829日の北朝鮮のミサイル発射において利用された。)や、ヘリコプター衛星通信システム(ヘリサット)の映像伝送手段として利用されるなど、現在の国民保護・消防防災行政においては、なくてはならないシステムとなっている。
 また、平成7年の阪神・淡路大震災や平成16年の新潟県中越地震等、大規模災害の様々な局面において有効に活用されてきており、特に、平成23年3月に発生した東日本大震災においては、多くの市町村において、地上系の通信手段が完全に途絶し、復旧するまでの10日程度の間において、国と被災自治体を結ぶ唯一の通信手段として輻輳することなく利用され、「最後の通信手段」としての存在価値と役割が改めて見直された。


 
 

・旭山動物園
(おおかみの森)

日本の動物園の中で、その最北に位置する。園内の一貫したテーマは『伝えるのは、命』動物の自然な生態が見られる「行動展示」を実施して、一躍有名になった。1997年以降は入園者数が増加し、北海道を代表する観光地として定着している。
・青い池(宿泊した白金温泉郷から車で3分のところにありました。)

この池は1988昭和63年)12に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったもの。付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われている
・ぜるぶの丘


美瑛町にある「ぜるぶの丘」は、旭岳や十勝岳連峰などの迫力ある大自然を背景に、ラベンダー・ひまわりなどの花畑を眺めることができる。
「ぜるぶ」とは「かぜ」「かおる」「あそぶ」の各後ろの三文字をとって名付けられている。
「さわやかな風薫る丘でみんなで楽しく遊ぶ」をテーマに、バギー・カートで園内を周ることもできる。
・ケンとメリーの木


美瑛の丘陵地帯に立つ1本の大きなポプラの木。
1970年代の自動車のCMの撮影で使われた。
 この付近には、「ぜるぶの丘」や「パッチワークの路」など見どころは多い。
近くで見ると、1本の木が2つに分かれている。
・西美の杜美術館

旧西美小学校の校舎をリノベーションした美術館。

画家としても知られる俳優・榎木孝明が世界各地を旅して描いた水彩画と、事故で両手を切断し義手で活動する大野勝彦の詩画ほか、計180点余りの作品が常設展示されている。

(スリッパは、小学校時代の来客用のものを使っている。)
榎木孝明の水彩画(同美術館の写真から)

        大野勝彦の詩画(同美術館の写真から)
・四季彩の丘(これは圧巻でした。)

美瑛町、パノラマロードの小高い丘にある「展望花畑 四季彩の丘」は、7ヘクタール(東京ドーム3個分)もの広さを有し、季節によってはラベンダールピナスコスモスヒマワリなど年間約30種類の草花が、丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲く美瑛を代表する花園である。

入場料は無料、夏のこの時期は赤と青のサルビアが多い。
・カンパーナ六花亭(富良野)ギャラリー「神々の遊ぶ庭」


 菓子メーカーの六花亭富良野工場では、昼食にジンギスカンをいただきました。
眼前に大雪山連峰を望む絶好のロケーション。24千坪の広大な丘陵地に広がるぶどう畑。
 ギャラリー館では、『綿引幸造「季(とき)の色」第3弾「彫刻家 イサム・ノグチの世界」』の作品が展示されていた。

(晴れていれば、こんな景色に (六花亭の写真から))

・野生のシカ発見


富良野から占冠へ道道1030号線で抜けようとしたが、途中、昨年の豪雨被害のため、通行止めになっていた。

やむなく引き返すと途中の道路脇で野生の「シカ(子)」に出会った。

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2017北海道夏の旅日記(美唄、旭川、美瑛、富良野、トマム、函館)№2

 津田専務家族は、夏の休暇を少し戴き、昨年北海道豪雨のため計画倒れとなった旅行を今年はリベンジとして実行しました。
   新千歳空港からレンタカーにて旭川、美瑛、富良野を回るルートで出発です。

 ・北海道一(日本一?)といわれる絶賛の「牛乳プリン」


北海道出身者の情報で、急きょ、富良野町の「富良野プリンスホテル」近くの菓子工房「Furano Delice」に立ち寄りました。

 ここの名物が、「ふらの牛乳プリン」です。
見た目は可愛らしい小さな牛乳びん。その肝心の中身は、「ふらの牛乳」「新鮮な卵」「甜菜糖の含蜜糖」など原材料にこだわり、 素材そのままの味わいを存分に生かした他とはひと味もふた味も異なる特別なプリンです。
 

 
・星野リゾート・トマム

海道の山間部・占冠(しむかっぷ)村にある。1982年に第3セクター方式で開発されたトマムリゾートもその後の経営不振で、身売りを余儀なくされ、星野リゾートが経営を受け継ぎ、現在に至る。冬場中心から年間を通しての経営戦略が功を奏し、夏場も多くの家族客・旅行客が訪れている。

 1000ヘクタールの敷地内に2つのホテルとスキー場、ゴルフコース、道内最大の室内プールを持つ大規模リゾート施設のトマムは、山の中に忽然と現れるタワー建物でも知られている。

2015年には、中国の投資会社フォースン・グループ(復星集団)傘下の上海豫園旅游商城が、星野リゾート トマムの全株式を183億円で取得することとなった。

トマムタワー(宿泊棟)では、毎晩830には打ち上げ花火があり、その前30分間、室内では生演奏が聞くことができる。

 また、ホットワインやアイスバーが無料で配られ、家族連れにも大人気となっている。
・雲海テラス

「朝日を浴びながらゴンドラで13分の空中散歩で行きつく先は、想像を遥かに超える絶景が広がります。 少し早起きして、清々しい朝の時間を過ごしませんか。」との甘い言葉に誘われて、朝430に起床。バスに揺られてゴンドラ駅についたものの、待ち時間45分が実際には1時間かかってやっと乗れた。

 頂上のテラスにたどり着いたもののこの日はあいにくの状況でした。

 ホットコーヒーとスープをいただいて早々に引き上げたところです。
 

晴れた日の雲海(占冠村提供)
 
 さて、帰路は、当初の予定では、最終日に新千歳から羽田経由で山口まで帰るつもりでしたが、今年の冬開催が延期となった「三代目 J Soul Brothers」の2回(土・日)公演や第31回札幌
マラソン(17千人出走)のために、札幌へはとてもたくさんの人が本州から押し寄せてきており、特に帰りの羽田便はイベント終了後も23日、朝から終日どの便も満席状態となりました。
 仕方がないので、函館から新幹線で帰ろうとしましたが、何と新千歳から空路函館、さらに函館から羽田の航空便が空いていたので、急きょ空路での帰京を計画しました。

 
・ボンバルディア機

DHC8-400、通称Q400はカナダのボンバルディア・エアロスペース社によって製造された航空機。

 Q400は高性能ターボプロップエンジンにより、短中距離のフライトではジェット機に匹敵するスピードで飛ぶことができる。加えて翼が胴体上部に取り付けられているので、視界が遮られることなく存分に空からの景色を楽しむことができる。


五稜郭

(五稜郭内の旧函館奉行所復元建物)
函館での乗り継ぎに時間があったので、五稜郭にタクシーで出向き、タワーにもしっかりと昇りました。


 
(感想)
・ どこへ行っても、外国人が多く。そのうちの9割は中国人でした。
・ 道路は、比較的整備されているものの、高速道路では70キロ制限が多く、 
  走りにくいのが実情です。
  また、一般道も、50キロがほとんどで、中には40キロ制限という場所も散
  見されます。さらに、案内表示板の設置が不十分で、例えば、高速道イン
  ターへの曲がり角に表示板がないとか、通行止めの表示も余りなくいきなり
  ゲートで占められている場所まで気づかなく、あわててUターンする始末
  でした。
・ 昨年の豪雨の被害が大きく、復旧工事もいまだに完全復旧とはいかない
  ように見受けられました。
・ 北海道ならではの田園風景や、雪対策住宅・ロッジ等が多く見られ、
  西欧の風景と見間違うほどでした。
・ 天気は、少しぐずついたところもありましたが、何とか傘の必要もなく回れました。
   (少し離れたところでは、かなりの雨が降った時もありました。)
・ 観光地は、圧倒的にレンタカーが多く、事故防止には神経を使いました。
  (案内表示が不親切なので、ナビは欠かせません。)
・ 白金温泉の泉質は、「芒硝泉(玉造温泉と同じ)」で、源泉温度は50℃程度。
  神経痛に対する効能が高いとされ、「杖忘れの湯」といわれる。 分を含み、
  湧出直後は無色透明であるが、空気に触れると徐々に酸化されて褐色に濁る。
    → いい湯でした。♨